スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

7月19日 旅の終わり

大分にやって来たのはマリンピアむさし(大分空港のすぐ隣)にニライを置いて、飛行機で帰宅するためです。
7年ぶりに日本に戻り、さてニライをどうしようというのが問題でした。東京近辺は艇の保管料が高くてとても置けないのでいろいろ探していたのですが、縁が有ってこのマリンピアむさしに当分の間ニライを預けることとなりました。
たくさんの荷物を整理し、私物を送り、掃除をして大忙しの大分滞在を終え、機上の人となりました。私たちの世界周遊はこれにて終了。これからは、オカに上がったカッパになるのか、とりあえず横浜で第三の人生を送ることになります。

7年間39か国を回る間大きな事故もなくクルージングが出来たのは、ニライ(アダムス40)がとても信頼できるヨットだったからです。ヨットとしても家としても、そして「自由」であるための翼としても、申し分無しでした。
どうもありがとうニライ。このマリーナで7年間の疲れを癒し(?)、次の航海(たぶん新しい持ち主による…)に出る日を待っていてくださいな。時々やって来ては整備などを続けるので、あまりさびしくはないと思うから…。

というわけで、長年に渡り応援していただいたたくさんの皆様、この拙いブログを読んでくださった皆様。本当にありがとうございました。皆様のお蔭をもちましてヨットニライ及び浅生重捷と梨里は無事に航海を終えることが出来ました。またどこかの海で(もしくは陸で)お会いできることを楽しみにしています。
スポンサーサイト

7月14日 大分で土砂降り

梅雨前線に追いついちゃったどころの話ではありませんでした。九州北部豪雨と名前が付いて熊本・大分・福岡で土砂崩れに浸水等の大災害になった雨でした。
12日はやっぱり蒲江で沈没して、夕方雨が止んだので、すごい雨でしたねといいながら「順風」さんで夕食会。
で、雨が小やみになった13日55マイル一気に大分の「マリンピアむさし」まで走ることにしました。朝6時に出航。曇りただし岸のそばはわずかに霧。南の風10ノット前後。潮に逆らいながら豊後水道を北上し、速吸瀬戸(四国の西端佐多岬と九州の間の水道)でちょうど潮止まりになる時間に到着。ただし視界は今一で、佐多岬はほんのかすかにしか見えませんでした。さすが天下に名だたる早い潮。ごうごうと流れるところで漁船がこれまた有名な関サバをつっていました。
で、瀬戸内海に入った途端、雨がやって来て、あっという間に土砂降りになって、まあ、今までもったのがラッキーという感じ。ところが数日降り続き水害もすでにでているので、漂流物がものすごい数。根の付いた大木なんかも流れていてワッチに気が抜けません。これまた川から押し流されてきたゴミが大量に帯状になって流れていたりして、そんなところではエンジンを切ってごみを吸い込まないように気を遣いながら帆走。
それでも幸運にも雨が小降りになった4時過ぎに海の駅「マリンピアむさし」に到着。桟橋でマリーナの人が舫いを受けてくれて安着。33.29N 131.43E。何もかもびしょ濡れだけどこんな状態では片づけられないので、明日は雨がやむといいなぁと言いながら、到着祝い。
…そう簡単にはやみませんでした。14日はこれまた冗談みたいな雨が降り続き、天の底が抜けたかのよう。災害が各地で広がったものの、私たちがいるマリーナでは何の不都合もありませんでした。が、片づけその他は翌日に持ち越されました。

7月10日 大分・蒲江で梅雨に追いついちゃった

7月9日午前中に種子島の鉄砲館を見学。やっぱり種子島といえば(ロケットではなくて)鉄砲伝来でしょう、と浅生さんが言う。ポルトガルから伝来した鉄砲と国産初の鉄砲が展示されていますが、それより種子島のいろいろなビデオが楽しかった。種子島は稲作文化発祥の地とのことで、なるほどここは温暖で古人が住みやすそうだもの。
で、丸1日の滞在で種子島を満喫して、正午に出航。オーバーナイトで目的地は宮崎の細島港。風はあまりないものの、1~3ノットの追い潮が有り、黒潮の力を実感。やっと黒潮らしい黒潮に巡り合った感あり。
取り替えたメインは風が無くて引き込むとブームレストに当たる。仕方がないのでブームエンドで1ポンならぬ0.1ポンみたいな仕様にしてごまかす。それにしてもブームレストは7年前に私たちが付けたのだけど、このメインも7年間に何度か使ったような気がするんだけど、当たった覚えがあんまりないなぁ。???
さすが日本近海、本船や漁船が多いものの、きちんと灯火はついているしレーダーにも映るのであまり不安はなし。潮が速いので目的地を宮崎の細嶋から大分の蒲江に変更。
緑滴る半島に雨雲。下に小さな竜巻のような雲をひいている。あんなところに居なくてよかった。
丁度12時間で蒲江に到着。漁協の横にある新しい岸壁に横付け。32.48N 131.56E。いかにも日本の田舎の漁村という佇まい。すぐ近くにスーパーと道の駅があって便利。ただし風呂屋はなし。
昼食を食べている間に「順風」が細島から到着。夕食はニライでしようということになる。漁協の作業場で底引き船がエビの仕分けをしていて、浅生さんが小さなイカをたくさん買い込んでくる。「順風」の順子さんが張り切って煮つけてくれて、夕食はものすごく豪華。
7月10日。出航予定ではあったものの夜半から風や雷を伴う大雨で、2隻とも蒲江に沈没を決め込む。梅雨前線が再び下がってきてこのあたりに停滞を決め込んだらしい。困ったな。梅雨に追いついちゃった。読書・SUDOKU・昼寝・雨の合間にちょっと散歩、という雨の日フルコース。明日には出航したいのだけど、どうなることやら…。

7月8日 大忙しで大満足の種子島

朝7時過ぎに「ゆうゆう丸」と一緒に屋久島から種子島に向かって出港。南西の風15ノット前後で快適でな追手の帆走。ニライとしては早いなぁと思う6ノット超のスピードで走っているのにヤマハ30「ゆうゆう丸」において行かれる。うーむ。絶対エンジンもかけているんだ、そうじゃなきゃ困る、とブツブツブツ…。(やっぱりエンジンも併用していたそうです)
昨日引っ張り出してスライダーを取り付けて取り替えた古い古いメインセールはなかなかちゃんとしています。リーチが伸びきってはいるもののさすがノースセール。
種子島から屋久島に向かう途中の客船「にっぽん丸」とすれ違う。乗客は朝食の最中らしく誰も手を振ってくれない…。
12時半ごろ種子島の岸壁に到着。30.44N 130.59E。月に2度ほどタンカーが着岸する岸壁でそれ以外の日には横付け可能とのこと。

種子島と言えばロケット打ち上げセンターです。どうしても見学に行かなくてはなりません(きっぱり)。でも明日は月曜日で休館日です。しょうがないので、着いたそうそうレンタカーを借りて一路島の南端まで。
で、たどり着いた宇宙センターはものすごくきれいな場所でびっくり。芝生が広々と緑で海が青く輝き、世界一美しいロケット打ち上げセンターというのは本当だと思いました。展示場では浅生さんはエンジンや機体の説明を読みふけり、私は「かぐや」の撮った月面のハイビジョン映像にクギ付け。ガイド付きの見学ツアーの最終回にもちゃんと間に合いました。ただし、打ち上げが近いので大型ロケット発射場には入れませんでしたが。ガイドさんが説明してくれてHⅡA-7号機(打ち上げられなかったので現存している)をじっくり見られて判りやすくて感激。指令室にも行ってきました。あー、おもしろかった。ちなみにロケット打ち上げセンターの写真を見たときロケット発射台だと思っていた赤と白の鉄塔は、ロケットを雷から守るための避雷針だとわかってびっくり。
そのあと、河内温泉センターでさっぱりし、神秘的な大洞窟・千座の岩や、ちょうど注連縄に夕日が沈む絶好のタイミングで雄龍・雌龍の岩をみて種子島を満喫。
大忙しで大満足の種子島の一日でした。

7月7日 屋久島にいます

7月1日に奄美大島瀬戸内町のシーカヤックマラソン第20回大会をスリ浜のブイで応援し、古仁屋の海の駅に戻り、後夜祭の元ちとせのコンサートを聴いて(奄美で「夏の宴」を生で聞けるとは感動的)、7月2日、メインセールの補修をして、7月3日出港。ワンオーバーナイトで屋久島に向かう。
南南西から南の風15ノット前後で快適な追手と思いきや、潮がずっと逆潮。黒潮に乗って北上するイメージを抱いていましたが大間違い。黒潮はトカラ列島の西を流れているそうです。ずっと反流にさからっての苦労旅。まあ、そんな事も有るでしょう。
大潮の干潮時に入港すると岸壁が高すぎて舫えない可能性もあるので、のんびり走って沖で潮待ち。なんとなく岸を眺めていたら一湊の沖でアンカリングしている赤いヨットを発見。あら、「DAGON」だ。縁があるなあと寄って行ってトムとフランに挨拶。午後九州に向かって出港予定だけどやはり干潮時では港から出られないのでここで潮待ちとのこと。じゃあ、今度こそ本当にさようならだねと宮之浦に向かう。
宮之浦港の岸壁にはヨットが2隻ならんでいたので、その隣の岸壁にニライも横付け。30.26N 130.34E。スクーターに乗って元漁師のカサイさんがやってくる。この港にヨットが入った時には彼がいろいろ面倒を見てくれるというありがたい人です。

屋久島にやってきたというのに、浅生さんは10時間かけて縄文杉を見に行くとも、10時間かけて宮之浦岳に登るとも言いませんでした。レンタカーを借りて白谷雲水峡へ行ってきました。モノノケ姫のイメージになった苔の森と屋久杉を見るのに4時間歩いたら、下りで膝が笑ってしまいました。すっかり軟弱になってしまったなぁと慨嘆。それでも森は太古からの巨木と水が作り出す苔の森が素晴らしく、さすがに世界自然遺産の島だと感じました。緑濃い屋久島の自然がずっと守られてゆくといいなぁ。

で、7日には種子島に向けて出港、と思っていたのですが、前線が下がってきて天気が悪い。宮之浦にて天気待ち中です。
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。