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3月12日~17日 ドンソル旅行

ルソン島南部の小さな漁村ドンソルは世界中で一部の人々に有名です。理由は「ジンベイザメと泳げる」から。世界最大の魚類ジンベイザメ(ホエールシャーク)は、プランクトンしか食べない巨体に似合わない優しい魚。ダイバー垂涎の魚でもあり、オーストラリアのニンガルーでは、わざわざセスナを飛ばしてジンベイを探しそこまで高速ボートですっ飛んで行ってダイビングをするというツアーもあるほど。そのジンベイザメに2月から5月の季節限定とはいえかなりの高確率で遭遇できるドンソルには、この10年ほど世界各地から観光客が押し寄せてくるそうです。
「ジンベイと泳ぐ」は私にとっても長年の夢の一つ。私も私もと押し寄せていきました。もともとはマレーシアのクアラトレンガヌでフィリピンの泊地情報を聞いていた時に、「ドンソルの近くにアンカリングすれば、ホエールシャークと泳げるぞ。」と実際に体験したヨット乗りからの一言。どうしても私もやりたい!とはいいうものの、ニライの航路からドンソル方面は外れています。マニラから飛行機、という裏ワザ(普通の人はこうやって行く)で強引に行くことにしました。これも、スービックでの船底塗料がそろうまでの時間待ちがあったおかげ。ラッキー!
飛行場のあるレガスピは大きな町ですが、そこから乗り合いバンで1時間強、ドンソルは本当に小さな漁村です。村の中にバックパッカー用の小さな安宿が何軒か、近くの浜辺に半年だけオープンするこじんまりしたビーチリゾートが何軒か。で、全部ジンベイ狙いで満員。どころか、レガスピの近郊からバスを連ねてホエールシャークツアーがやってきます。私はアモールファームビーチリゾート泊。ジンベイを見るためにはビジターセンターで申し込みます。
1回のツアーは3時間。餌を食べる早朝が狙い目です。餌を食べに水面に上がってきたジンベイにバンカーで近づいて、シュノーケリングでジンベイと泳ぐ(ドンソル湾内ではダイビングは禁止)ということになるわけですが、実際にはそう簡単にはいきません。クジラと違って、潮は吹かない、尻尾を振り上げない、背びれは無い、水面に飛び上がらない、というジンベイでは遠くからでは全く水面近くまで上がってきていることに気が付きません。ジンベイには体全体に特徴的な白い斑点があり、できるだけ高い位置からそれを目当てに探す人(スポッター)が、各ボートに乗っています。彼らが水面に目を凝らし、一生懸命探す(その間お客はのんびりバンカーの乗り心地を楽しんでいる)のがツアー時間の大半です。
で、いったんジンベイを見つけたら、場所を見てガイドの指示に従いシュノーケリングで飛び込み、ジンベイの周囲を泳ぎまくる。一気にたくさんのバンカーが寄ってきて、あたりは騒然。水面はたくさんの人でさらに大混乱。その中でちゃんと下を向いて頑張って泳げば、そこにはジンベイザメが悠々と泳いでいるのです。うわ~!で、潜れる人はそこからが正念場。数メートル潜れば水面の騒ぎは遠ざかり、目の前のジンベイの優雅な泳ぎとユーモラスな顔(大きな口と小さな目)と力強く動く尻尾に惚れ惚れ。たくさんのコバンザメもついていて、まさにダイビング雑誌のグラビアで憧れたジャイアントジェントルとの接近遭遇。でもぼーっと見とれているだけでは置いて行かれます。のんびり泳いているように見えてもジンベイの動きは結構速く、こちらはかなり必死で泳がないとついていけません。息切れして水面に上がればそこは相変わらずの人の渦で、肘やら脚やらがぶち当たってくるので油断できません。水に慣れていないごく普通の観光客は、慣れないシュノーケリングセットとライフベストを着けてかなり必死のように見えますが、ちゃんとジンベイ見えているのでしょうか?
まあ、人の心配はさておいて、私としては大満足。2日早朝のツアーに参加し、5回のジャンプインをしました。全部ちゃんと近場で泳ぎましたが、最初は尻尾のほうしか見れませんでした。トップシーズンにしては状況が悪かったといわれましたが、まあ、こんなもんではないでしょうか。自然相手に1日だけの1発勝負で見られなかったとごねる人がいるのは、何か違うという感じ(公告方法に問題ありでは?)。
レガスピでは富士山より美しいとも言われるマヨン山の姿を見ることもでき、マニラでは中華街の小さな餃子屋で美味礼賛し、敷居のバカ高いマニラヨットクラブをチラ見し、世界遺産のサンオウガスチン教会を参拝し、バストフェリーを乗り継いでプエルトガレラに帰ってきました。あ~おもしろかった。ジンベイと泳いだことはこのクルージングでも特筆すべきうれしいトピックとなりました。
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